業務システム

    2024.08.30

    LINE公式アカウント連携で顧客エンゲージメント向上|Messaging API活用のシステム開発事例

    プロジェクトの背景

    BASHAKAは、顧客に対して効果的かつパーソナライズされたメッセージを配信するため、メッセージシステムとLINE公式アカウントの連携プロジェクトを実施しました。従来のメール配信に加えてLINEメッセージ配信を行うことで、より高いリーチ率と即時性を確保し、顧客とのエンゲージメント向上を目指しました。この連携により、ユーザーの友だち追加からメッセージ配信までの一連のフローを自動化し、迅速かつ効果的な顧客対応を可能にしています。

    プロジェクトの概要


    LINE Official Account Mnager と LINE Developers

    ※1 LINE Official Account Manager はLINE公式アカウントの運用管理機能
    ※2 LINE Developers はLINEサービスとの連携を行うためのAPIまたは管理機能


    技術的概要と実装プロセス

    1. ユーザーの認証と友だち追加プロセスの構築

    LINE公式アカウントのログインチャネルAPIとMessaging APIを用いたユーザー認証フローを構築しました。ユーザーが友だち追加リンクをクリックすると、一時トークンを用いてLINE OAuth認証ページにリダイレクトされ、LINEアカウントの認証が行われます。この一時トークンはサーバー側で生成され、データベースに一時的に保存し、認証後に検証されます。このプロセスにより、ユーザーのセキュアな認証と友だち追加が確保されました。

    2. 友だち追加フローの詳細

    メール配信とリンク生成

    配信者が友だち追加リンクを含むメールをシステムから配信します。メールには配信先識別子と一時トークンが含まれたURLリンクが付与され、ユーザーがクリックすることで認証フローが開始されます。

    トークン検証とリダイレクト

    サーバー側でリンク内の一時トークンの正当性を検証し、LINE OAuthへのリダイレクトを行います。認証後、ユーザーには同意画面が表示され、友だち追加確認が行われます。

    友だち追加状態の取得

    認証完了後、Messaging APIにより友だち追加状態を取得し、未完了の場合は再度の誘導メッセージを表示します。友だち追加完了の場合はプロフィール情報(LINE ID)を取得し、システム内で顧客のメールアドレスと紐付けます。

    3. Messaging APIを用いたメッセージ配信と通知機能

    認証および友だち追加が完了したユーザーに対して、Messaging APIを通じて自動でウェルカムメッセージが配信されます。このウェルカムメッセージは、顧客の初期登録の確認とともに、システムにおける成功メッセージの送信を行います。さらに、ユーザーの友だち追加後もセグメントに応じたターゲットメッセージが継続的に配信され、企業からの最新情報やキャンペーン情報がユーザーにタイムリーに届けられます。

    4. 友だちブロック時の自動データ管理

    ユーザーがLINE公式アカウントをブロックした場合、システムはLINE APIを通じてブロック情報を取得し、該当ユーザーのデータをデータベースから自動的に削除します。これにより、システム内でのデータの正確性と整合性を維持し、ブロックしたユーザーには不要な通知が送信されることが回避されます。データの管理はすべて自動化され、無効データの蓄積が防止されます。


    シーケンス図とフロー詳細

    システム全体のフローは以下のように構築されています。

    1. 配信者が配信システムのメールフォームから友だち追加リンクを送信。

    2. サーバーで一時トークンを生成し、データベースに保存。

    3. メールを受け取ったユーザーがリンクをクリックすると、サーバーでトークンが検証され、LINEのOAuth認証画面にリダイレクト。

    4. 認証と友だち追加が完了すると、ユーザーのLINE IDがデータベースに保存され、初回メッセージが自動送信されます。

    5. その後、友だち追加状況に応じた通知やメッセージが継続的に提供されます。


    技術的成果とプロジェクトの効果

    高精度のターゲティングメッセージ配信

    LINE公式アカウントを用いたメッセージ配信により、顧客の行動データやセグメントに応じたパーソナライズメッセージをリアルタイムで届けることが可能になりました。

    データのセキュリティと一貫性

    各ユーザーに一時トークンを発行し、データベース内でのセキュアなユーザー認証とデータ管理を徹底しました。トークンを用いた一時的なデータ保存により、セキュリティを高めつつ迅速な認証フローを実現しました。

    顧客体験の向上とエンゲージメント強化

    認証から友だち追加、メッセージ配信までの一連のフローを自動化することで、ユーザーにシームレスな体験を提供。メッセージの即時性とターゲティング精度の向上により、顧客エンゲージメントの強化を実現しました。


    最後に

    このプロジェクトを通じて、BASHAKAは顧客とのインタラクティブな関係構築の基盤を確立しました。今後も、より高度なメッセージング機能を取り入れ、顧客体験の最適化を目指していきます。

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